Topics:
00:00 | TOEICの受験者数・平均スコアまとめ!中学生が全体2位、最下位は高専 |
06:10 | 「スマホの表示を英語に切り替える」から始める脳内留学 |
14:54 | 【TOEIC点数の推移】450点→550点→600点→650点→860点→???点 |
18:18 | 読むだけで100点アップ?有名なTOEIC攻略本(通称キム本)とは? |
22:10 | 日本人の英語学習の邪魔をするのは、プライドの高い日本人 |
2017年度TOEICの受験者数・平均スコアまとめ(IIBC発表)
(今日は)TOEICの話をしましょうTOEIC!まずはすごい面白い記事を見つけてきました。これは、「2017年度TOEICの受験者数・平均スコアまとめ(IIBC発表)」でツイッターの方でシェアしていたんですけど、
【2017年度TOEICの受験者数・平均スコアまとめ(IIBC発表)】
全体の平均スコアは582点。受験者数は1,192,000人。
所属学校・学年別の平均スコアです↓↓1位 大学院(524点)
2位 中学校(502点)
3位 専門学校(467点)
4位 大学(449点)
5位 高校(412点)
6位 短大(411点)
7位 高専(354点)— ティミー玉手@Vancouver (@timmytamate) August 17, 2018
まず面白かったのが、日本人全体の平均スコアは582点(社会人も含む全体)です。つまり582/990点満点。ここから学年別の人数も出てるんですけど、中学生は511人。意識高い人だけが受けているのか?TOEICはあまり浸透してないのかも。まだ中学生だと英検の方が受けたりしてるんじゃないですかね。高校が約30,000人、高専が約16,000人、専門学校が約19,000人、短大が約8,000人、大学生が一番多くて約440,000人。44万人は凄いですね、受講料は6000円くらいですから。後は、大学院生が約9,400人で、平均点がすごいですよ。
- 大学院(524点)
- 中学校(502点)
- 専門学校(467点)
- 大学(449点)
- 高校(412点)
- 短大(411点)
- 高専(354点)
これはもちろん受けた分母にもよると思うんですが、順番から言うと1位が大学院生で524点。でも600点には届いてないんだね。 TOEICはまず600点に乗せろみたいな所があると思うんだけど、普通に大学院まで進学してちょっと受けたぐらいだと平均は524点。次は2位が中学生で502点!凄いねやっぱり。でも中学生の方が喋るからね、間違いないでしょう。専門学生が467点というのは、多分英語の専門学校とか2年間の専門学校とかあるからね。そういう人が主に受けているのかな。後は大学(449点)、高校(412点)、短大(411点)で、高専(354点)は最下位。(ちょっと予想より)低いねー。高専っていっても色んな人がいるだろうけど、頭良いイメージだし、英語の文献やドキュメントも日頃から読んでそうな仕事が多い印象だったので。この統計の取り方は受験者数が大きく違うので、目安程度ですけど。(中学生は精鋭部隊かもしれません。)
中学生の方が伸びるよ。伸びるんですよ、当たり前だよ!言語というのは、8 – 9歳ぐらいでネイティブの言葉をキャッチする回路が閉じてしまうんですけど、なるべく早期の方が英語の学習に有利ですよ。これには経験があって、10年程前にフィジーに語学留学してたんです。通信学校みたいな高校生も含めて当時、下は15 歳から上はリタイアした60代の方まで幅広く勉強していたんですけど。日本人が200人弱いた中で、一番3ヶ月とか(短いスパンで)英語が伸びたのは、その15歳の子でした。やっぱり脳みそがスポンジのような吸収力。英語の勉強は早ければ早い方がいいと思うし、もちろん20代だろうが30代だろうが、今日やる方が、明日からやるよりもまだ脳みそがフレッシュだし。
語学学校で短期間で一番英語が伸びたのは16歳の高校生で、TOEIC模試で一番点数を取ったのは19歳の大学生でした。何歳から学んでも遅くない&自分のペースで目標を達成出来ればOKですが、やはり何か学ぶ時に「若さ」は最高の武器だと思います。10代、20代前半の人はどんどんギア上げちゃってください。
— ティミー玉手@Vancouver (@timmytamate) August 2, 2018
あともう一つは、カナダに長く住んでる方で日本からお子さんを連れてきた時のお話。小学6年生、小学3年生、小学1年生でカナダに来て。一番上の子は英語に慣れるために、1年間こっちの小学5年生か6年生をやり直したみたいです。すぐに進学しない時期を設けて、カナダの学校生活に入っていったみたい。そしてやっぱり下から順に小学1年生、小学3年生、小学6年生の順で英語が上手いと言ってました。早く始めるって凄く大事なことです。
英語の勉強って凄い難しくて。俺は「苦」、つまり「苦行」みたいな風に考えてます。「解脱」っていう考えなんだけど、次また産まれるっていうのが、ポジティブな話では無くて、「うわー、また現世かよ。」みたいな。生きてるのは苦しみだ!みたいな考えもあって。つまり解脱するっていうのは、そのサイクルから抜け出せるって事なんだよね。考え方として、英語の勉強もどっかでそのターボをかけるって言うか、抜本的に取り組んでいかなかったら、本当いつまでも使いこなせないんです。
使わないものをいつまでも記憶は溜めておけないので、だんだん記憶が放物線を描いて記憶が落ちていく中で、それをどう留めるかって話。それは五感をフルに使ったりしてもいいので。使わないことは忘れていく中で、無理やり使うように自分を仕向けないといけない。本当に身に付かなかったら、今年も来年も英会話学校に何十万円(少なくとも何万円単位のお金)を払ったりって人生になるわけでしょう。それが良いかというと、自分は違うと思うんだよね。喋れるようになって英会話学校に行く必要も無くなって、そこにお金かけなくなった方が絶対に良いので!だから英語の勉強から「解脱」するイメージ。じゃないと来年も来世も、「英会話学校の予約チケット取って、、キャンセル待ちして、、」ってペースじゃなくて、ガツっと自信を持って、英語喋れる喋れないなんていうのはある程度、自分で使い続けていく。なんとなく様(サマ)になって必要な人に伝わる様になっていく感じ。意思疎通が出来る様になれば良いんだから、何も難しくはないです。
ロールモデルとしては、これは前もTwitterでつぶやいてるけど、「レオナルドディカプリオ主演のウォールストリートで仕事してるような(白人の)人達とやり取りするビジネスのイメージじゃなくて(実際にはそういう人達とやり取りする日本人のエリート銀行員もいるんだろうけど)、どっちかって言ったらアジア人同士で、シンガポールとか香港の人達とか台湾の人達とビジネスを成立させてるイメージ。現地に出店する飲食業界でも何でもいいんだけど工場でもね。工場だとインドやベトナムが盛り上がってる国だと思うんだけど。アジア人同士が英語を使ってビジネスを成立させてるイメージを持つ方が、俺は日本人のビジネス英語感覚に近いと思う気がするんだよね。白人が常に商談相手みたいなイメージがちょっとズレているような気がします。いくつかアドバイスとしたら、まずは第一歩。何から始めればいいんだっていうことで言えば、アプリでも何でもYoutuberさんでも、色々と英語教えてる人も多いと思うんですけど、いくつか紹介していきます。
「スマホの表示を英語に切り替える」から始める脳内留学
またマッチョなアドバイスと言われてしまいそうですが、まず一番最初にオススメするのが、「スマホの表示を英語に切り替える」。めちゃめちゃ大事だと思うんですよ。スマホの表示が切り替えられたら、きっとパソコンの表示も切り替えるし、パソコンの表示が切り替えられたらソフトウェアも全部英語に切り替えられるはずなんです。PhotoshopやIllustratorのようなコマンドが数百種類ありそうなソフトウェアも。コマンドの位置は基本一緒なんで。
僕も日本でずっと勉強していて、やっぱりTOEIC600点に乗るってのが、ひとつの壁だったんです。その後、700点超えるのがもっと大変だったんですけど。なかなか五感を使わないと600点以上はなかなか乗らないと思うんですね。僕はそれでフィジー留学に行って、五感を使って英語喋ってTOEICは(200点以上)伸びたんです。でもそれももう10年前で今はもう受けてないですね。今はもう働いちゃっているので、受けに行く必要が無いんですけど、今までの経験からTOEICの話をさせて貰います。
TOEICを一言で簡単に言うと、「2時間の(忍耐力が試される)長いテスト」です。マークシート方式で、時々改良されたり問題の傾向も変わったりはしてるんですけど、ざっくり言うと最初の100問がリスニングテスト。リスニングって、例えば写真を見て選択する問題だったり、空港のガヤガヤした雰囲気の中でアナウンスがあって、そこから選択しての答えを解かせるとか。テスト対応としては韓国にキム本という色々なTOEICのテクニックを解説している有名な本なんかもあります(後述します)。リスニングが100問あって、最初の45分が充てられるんですけど、昔は英語が1種類でしたけど、オーストラリアの英語とか4種類くらいの英語がランダムに出題されるようになりました。以前、模試を受けた時にリスニングは得意だったんですけど、4問くらいミスをして、それが全部オーストラリアの英語だったんですよ。一番最初に聞いた時は分かりませんでした。まず模擬テストなどで音声に慣れておくのをオススメします。ではどんな「どんなTOEICの参考書で勉強をすれば良いか?」に関しては、これは本丸を攻める、つまりTOEIC公式問題集だと思います。僕が勉強していた時でPart1 – 3まで出版していました。ちょっと2800円して高いんですけどね。一番新しいのはTOEIC公式問題集 TOEIC Part 6ですね。リンクを貼っておきます。
参考リンク: TOEIC 公式問題集 TOEIC Part 6
チョロチョロと出題傾向などが変わるので、一番新しい問題集がオススメです。この「TOEICテスト新公式問題集」の 6をやって5をやっていく。僕のおすすめの勉強法で本当に効くやり方ってのは、まず最初に演習問題(2回分、200問×2)が入っています。または公式じゃなくて、別の会社が作ってるものでもいいんですけど、2時間分の模試(リスニング・リーディングも時間を計ってやれるような分厚い参考書)を使用する。まずは最初の模試(サンプル1)をひたすら解きまくって、解答文も全部見て全部問題もアナライズする。まずは時間をかけてもいいので、最初から最後まで全部解いてきちんと答え合わせをする。最後の方に出てくる長文のPart6やPart 7ですけども、ここもしっかり読んでおく。日本語訳も付いていると思うので。それでまず最初の一回分の問題を完璧に(問題に)溶け込むまで読み込む。問題に慣れる意識が大切です。というのもTOEICは受ければ受けるほど、ある程度までは点数が上がるんです。僕も一番最初にノー対策で受けた時の点数は450点でした。その時はすでに海外ドラマを観たり、英会話無料体験を行ってみたりしていました。そこから公式問題集を使ってしらみ潰しに答えを全部読んで、丸暗記して次に望みました。それで550点ぐらいになって、そこからもうちょっと受け続けたら600点、650点ぐらいまでアップしたんですけど、逆に言うと日本に居てそれぐらいが限界でした。それ以上ちょっとキツくて、それで思い切ってフィジーに留学に行ったんです。
これから英語学習する人へ。
(初めに)中学の文法・単語の復習で基礎力強化。TOEICを受け +100点を目標に。スマホ等で英語に浸る時間を増やす。
(次に)聴き取り&読み取りが伸びてきたらシャドーイング(必須)。TOEIC +200点目標。
(それでもダメなら)格安留学しちゃう。自分もこのケース!;)
— ティミー玉手@Vancouver (@timmytamate) August 5, 2018
話を戻すと、まず1回目の模擬テストを完璧にやり切る(やり潰す)。マーカーを引いても全部日本語訳を付けてもいい。大体の問題の傾向やボリュームをきちんと分析して身体で覚える。そして2回目の模擬テストはちゃんとストップウォッチで2時間測る。公式の問題集は答え合わせをするとちゃんと大体のレンジ(あなたは860点〜900点)が出るので、自分の現在地は分かるんです。TOEICの正確な計算方法は公表されてないらしいんですけど、大体これぐらいだって目安は付きます。それが今のあなたの点数です。おそらくいきなりTOEICを受けた場合、大体350点スタートぐらいだと思います。そこから50点、100点、50点、100点みたいに上げていって、50点、50点、50点、50点でもいいんですけど。600点、650点、730点と積み重ねていく。ちなみに(ワーホリの国で)TOEICの専門学校に行って、一ヶ月の集中講義で800点とか900点叩き出す勘が鋭い子もいますけど。試験なので、点数を上げる傾向・対策があったりもするんですけど。
自分が英語を勉強10年間勉強した中で聞いたTOEICの噂話です。
- まずは600点に乗せろ
- 1年間のワーキングホリデー後は730点を目安に
- 730点くらいからお金を貰って英語を使える
ワーキングホリデーの学生が普通に一年間、(留学先で)頑張ったら、730点ぐらいは日本に戻ってきてから取れるんじゃねぇ?という目安を持っている人もいました。あと人によっては、「730点とか760点ぐらいまでは、お金を払って英語を勉強する。でもそれ以上はお金を貰って英語を使うみたいに切り替わるポイント」みたいなことを言ってましたね。これに関しては僕も持論があって、以前にSchoo(スクー)の生放送でもお話しましたけど。
参考リンク: TOEICって勉強する価値あるの?テンプレで覚える!簡単ビジネス英語メール | ティミー玉手 | オンライン動画学習 スクー
僕は普段、カナダの会社で仕事で色んな人からメールを受けて、営業メールなんかも貰っていて。イシュー(バグの修正)に返答してみたいな感じで英語を使っているんですが、「TOEICは必要か?必要じゃないか?」みたいな話をすると、まずここまで普及しちゃっているのもありますし、日本で考案されてアメリカの方で問題を作成してというテストなんですけど(しかし凄いお金が動いたり利権がありそうですね…)。僕のリアルな経験からの感想で言うと 、「TOEICはよく出来てるなー」って思うテストです。「こんな文章ありそう」とか少し文章固いイメージはありますけど、社長からのメールの時はこんな文章も出てくるだろうみたいな。結構リアルに作られてると思いますし、英語なんてこれが正しい!みたいな英語ってそんなにあるワケでもないので、これぐらいのフォーマルさでやってる会社もあるだろう、みたいに考えると良い模擬テストなんじゃないかなって思ってます。特にビジネスシーンでは。
TOEIC苦手だから受けなくてもいいじゃん?みたいな話じゃなくて(そういう人もいるかもしれないけど)、TOEICってリーディングだったら写真を見て、この工事現場の会話でこれこれこういう会話をしていたとか。空港のアナウンスで「この便でキャンセルになって、1時間後どうこう」みたいな会話を言ってたか言ってないかみたいなチェックをする聞き取り力テストです。リーディングって読む(読解力)の問題でも、例えば大家さんから「この部屋窓掃除が何月何日にあるので、この時間は窓閉めておいてね」みたいな文章って、こっちに住んでて大家さんが本当にポスト投函してくれるような内容だったりするんです。それらを読めてきちんと理解できる様に上手に色々なシチュエーションを取り上げている丁寧なテストという印象です。
では「点数はどの様に測ったらいいの?」という話ですが、さっきの「730点くらいからお金を貰って英語を使う準備が整う」みたいな話の答えを言います。まず満点が990点だから分かりづらいので、まずはピッと+ 10点足して1000点計算にしましょう!(笑)ほぼ一緒でしょ。満点で10割、それに対して何割なんだみたいな。そういう風に考えるとTOEIC850点人はやっぱり英語を8割5分理解出来ているんだよね。TOEICで900点取る人というのは、やっぱりほぼ9割分かっています。何か(旅先で)言われたり、空港のアナウンスを聞かなきゃいけない状況で、9割(90%)理解してると思います。リスニングとか10割で、リーディングが8割くらいで900点の人なんかもいて個人差はありますが。そういう風に冷静に自分のTOEICの正解率で判断した方が良いと思います。TOEIC600点の人はやっぱり6割しか分かってないと思うんだよね、パッて回ってきた回覧板みたいなものが、一瞬で英語でどこまで理解出来てるかっていうとやっぱり6割。という視点で考えると、TOEIC730点ぐらいから仕事で使える人材かというとちょっと難しくて。例えば外国人も雇う会社を経営していたとして、日本語でもフランス語でもいいんだけど、その会社で使う言語が7割5分しか出来てない人にあんまり給料払いたくないかなって判断するかなー、俺なら。
【TOEIC点数の推移】450点→550点→600点→650点→860点→???点
日本にいた時は結局TOEICは650点ぐらいで、 フィジーで一年間英語を勉強して、200点くらい伸びたんです。あとはフィジーでTOEIC模試対決みたいなのがあって。30人〜40人ぐらいで受けて、順位が張り出されるまでいかないけど1位から10位までは結果が出るみたいイベントがあって。自分はその時、1年コース長期の生徒で650点から英語が伸びないし、カナダ留学行く前に!と思って。自分がちょうど一年間終わる最後にTOEICを受けた結果は200点アップしてて860点だったんです。けどそれでも全体で2位でした。一位は耳が良いと評判の(留学3ヶ月目の大学生)が900点取ってましたね。あとは730点とかでTOP5入りして、630ぐらいでギリギリ10位みたいな結果でした。これはフィジーに留学して、3ヶ月、半年、一年滞在する人が受けてそんなもんですよTOEIC。そうなると「留学後は730点くらいまでは頑張りましょうね!」って意外に正しい指標かもしれないですね。
話戻すと、結局その理解度で言ったら、自分は1年のフィジー留学が終わって、そこからカナダの専門学校に入った時点で、学校の先生の話を8割6分理解出来てたって事です。プログラミングの先生だったり、マーケティングの先生の授業を86%くらい理解出来てた。そこから1年間、レストランでバイトもして英語に慣れて、就職した時にはあの時点で9割近く理解出来てたか分からないけど、8割後半の理解力で(会社に)入って、そこからガチで英語を使って、お金貰える様になってフルタイムで働く経験を積んで。そこで考えたのは、「まだまだ足りない」って思って。けどその1〜2割はどうにも出来ないのかって言うとそんなことはなくて。英語のコミュニケーションと言っても、常にそんなにスピーキングでガンガンやってるワケで無く、メールでの問い合わせのシチュエーションも含むわけだから、ちゃんと時間を取って調べて、丁寧に返信することを心掛けたりしてました。それによって、8割6分が9割や9割2分になっていくだろうし。
あとは使ってると姑息な感じになっちゃうんだけど、「上手に聞き返す」は凄く効果的です。多分ね、誰も「Could you say that again?」とか聞き返したくないと思うんですよ。けど、上手に聞き返すコツはあります。例えば上司が、「これがブラブラブラ、ブラブラブラ、ブラブラブラ」みたいに言って来たら、そこで「Oh I see. これがブラブラブラ、ブラブラブラ、ブラブラブラなの?」みたいな感じで返したら、「No no no、それはブラブラブラ、ブラブラブラだよ!」って返ってきたりするんで、上手にオウム返しするのが効果的です。自分が足りないその1割でコミュニケーション力に障害が出ないように、海外就職して最初の1 – 3年くらいまでは凄く気にしていました。
自分がTOEIC得意でも苦手でも、街中のアナウンスだったり、大家さんの催促状だったり、あとはビジネス英語にメール返信に対応するのがやっぱり英語の理解力だと思うんで、600点の人は6割。700点の人は7割っていう認識に立つべきだなって思います。その意識からの「じゃ、英語をどう伸ばして行くか?」で、どのシチュエーションでも上手ごまかせるようにして、なるべく理解力を10割に持っていく物差しにするのが、僕はTOEICの本質だと思ってるんで。「何点持ってる?」みたいな話で盛り上がるのも、ゲームのハイスコア取るみたいな感覚で面白いんかもしれないけど。あとはスピーキングは通常のテストでは測れないですね。それ専用の新しい別のテストで、スピーキングテストもあります。IELTSみたいな雰囲気でやってるテストの方です。そっちはもっと受講料も高いのかと思いますけど。結論は「TOEICいい!」と思います。日本に居る時はTOEICをストイックに2ヶ月に1回、都心の方はなんだかんだとほぼ月一ぐらいのペースで受けられると思いますし。どこかの大学が会場になって、日曜日に会場として使わせてもらって受講する感じだと思います。英語のブラッシュアップというか、自分の現状の英語力を数値化するためにも。俺もまた受けようかなってーってちょっと考えてんですけど、受けるとなるとまたTOEIC専用の勉強もしなくちゃならないので。
読むだけで100点アップ?有名なTOEIC攻略本(通称・キム本)とは?
最後にキム本の話です。面白いよ!(笑)TOEICって会場で色々な仕えるテクニックがあるんです。例えば試験開始して、すぐに「 Comprehensive 何とかかんとか」って最初の3分〜5分くらい音声テープで説明してる空白の時間帯があるんです。その時に試験用紙をめくって、裏の(Reading)のパート4の穴埋め問題をまず5問〜10問くらいフライングで解いて時間を節約するとか。会場によってはもう使えなさそうなテクニックも含めて。リスニングの選択選択問題でも。A、B。Cみたいな解答があって、それをどう指で押さえてながら流れてくる音声を聞くか?とか。韓国は日本みたいにTOEIC熱が凄いので、色々そういうテクニックの本があるんです。TOEICは正直、日本と韓国と台湾ぐらいしか受けてないというか実は広まっていない。世界でやってるとか言うけど、実質そこだけがターゲットになっているテストだと思うんですけど。今はまだTOEICの現状、未来の皆さん向かってお伝えしておくと、「2018年、まだまだTOEICは大流行!」みたいな感じですかね。皆さんは何点ぐらい持ってますか?中には凄い点数フォルダーがいるからなぁ。いやー、けどTOEICの勉強、大変なんだよなぁ(汗)。
海外就職するのに必要なTOEICの点数とは?やっぱり必要ないの?
ちなみに最後に、海外就職する場合には使いませんね。ちゃんとした英語環境の会社に働こうとしたら、やっぱり3回ぐらいは英語での面接があって、採用という流れになるので、別にTOEICの点数が600点だろうが900点だろうが、面接の間にうまく喋れなかったらそもそも受からない感じなので。学校の先生と議論するみたいなトレーニングの方が、面接では役に立ったかなって思います。その面接の話なんですけど、昔のインタビューでお話したことがあるんですけど、当時カナダのITの学生で自分で200万円の借金して、その専門学校(当時はなんだかんだで180万円ぐらい)は今もっと授業料高いですね。昔はね、どっちかって言うとCG学科(コンピュータグラフィックスとか)の学費がすごい高額で300万円とか500万円する感じでした。Web系やデザイン系は昔はそこまで高くなかったんですけど、今は240 – 250万円ぐらいすると思います。
参考リンク:日本で全く冴えなかったWeb屋が海外就職する為に必要だった絶対の5カ条! | バンクーバーのうぇぶ屋
僕もバンクーバーにあるVanArtってITの専門学校で5年間カリキュラムの作る仕事もしていました。その時の印象ですけど、学費はジワジワ値上り続けてましたね。仮に「ティミー玉手特別限定割引」を使っても、22,000 – 23,000ドルで割引額マックスでしたね!(笑)日本円にしたら、200万円くらいですか今。でも200万って考え方によって車のちょっとした新車の値段だから、新車一台我慢でそのお金で一年間海外で勉強する機会を買えるって言うのは、無形スキルみたいなもので、熱いんじゃないかなと思いますけど。けど、英語なんて、結論はもう必要に迫られないと伸びないですね。来月からインドの方に転勤になります!とか本当にそういう風に劇的な変化が無かったら何も始まらない。
自分も元々、英語喋る理由があるワケじゃないから、カナダの専門学校に行ったり北米で就職活動したりして。今は主にフリーランスって形でWebの仕事をやっているんですけど。たまに日本からの仕事もやる時あるけど、基本的には世界中の色々な地域の人達と仕事をやってるんです。アフリカとかドイツのフランクフルト、あと基本的にアメリカの人とか。常に自分も英語しゃべる理由を探してやってるんです。そうやってかないと、英語ってすぐ錆びちゃうものだし。こういう話をどんどんしていきたいですね。英語は「Don’t be shy!」ですよ本当に。何か英語に関する質問とかあったら、気軽に連絡ください。自分は自分で知ってる事も知らないこともあるけど。英語はちょっとアゲていきましょう!ちょっとねー、日本人が英語オリンピック出てもメダル取れないみたいなもんですよ。どうにかしたいですね。例えばタイとか他のアジアの国もですね、ちょっと教育が良くなってきたんだよね。いつ頃からかタイは大学の教育を変えたんです。今の若い子たちとか随分喋れるようになってきたり。あとは自分達が知らないだけで、パキスタンの人達とか(アジア人の中で)元々の英語力が高かったりするしね。だからなんかもうちょっと英語アゲてきましょうか!
日本人の英語学習の邪魔をするのは、プライドの高い日本人
こないだもつぶやいたんだけど、やっぱり凄く日本でスピーキング伸ばすって超難しいと思います。白人コンプレックスと完璧主義とあと日本人同士が凄いジャッジメンタルなんで、人前で英語でスピーキングするのって超敷居が高いと思うんですよ。
「日本人の英語学習の邪魔をするのは、プライドの高い日本人」
語学学校時代、下のクラスの提案やイベントに反対したり、チャカしてくるのは上級者クラスの日本人でした。彼らは「英語が好き」ではなく、「英語が得意な自分が好き」人種なので、初学者は気にしなくてオッケー👌その内、自滅するんで。
— ティミー玉手@Vancouver (@timmytamate) July 30, 2018
自分も例えば初めて会う人に結構な割合で、「こいつどんな発音で英語喋ってくるんだよ」みたいに凄く聞き耳立てられたりしてるなって感じるので。だから日本人同士だと凄い気にしてるんだなって。僕はもう最近は開き直ってて、別に上手いって思われる層にはそう思われると思うし、そうじゃないと思われてる人にはそう思われないだけだと思ってるんで。それよりもっと気軽に「英語で声帯模写します!」みたいなぐらいの雰囲気の方がたぶん楽なんだよ。「ショーンK 風に喋ります」とか「FM ラジオ風に喋りマース」みたいな方が。よく「英語のピジン化」と言われるんですけど、英語をローカライズする動きです。日本語英語でOKって空気にして、それよりも会話の反応を磨いたり。日本語のアクセントで「アイ・ウィル・ゴートゥー・スクール・バット・アイ・ドン・ワナ・ゴー」とか。インド人の人とか結構そういう感じに近いでしょ。そういう日本語訛り100%のジャパニーズ英語を皆が受け入れられるか受け入れられないかだと思っていて。それでもやっぱりハリウッド映画っぽく喋りたいみたいに思ってたら、日本人全員は無理だろ!って思いますよ。全員そんな発音になるの。それよりもピジン化しちゃった方がイイんじゃないのー?って。抜本的に変えないとって思いますけど。とくに人材面で響いてくると思います。
日本の大学生が競う相手は、日本に来ている優秀なアジアの学生達
これ100回くらい言いますけど、日本の大学生が意識しなきゃいけないのは、中国とベトナムとか台湾もそうですけど、アジアの国々から日本に来てる留学生なんです。彼らは母国語とベトナム語とか。自分も日本の広告エージェントの会社にたまに一緒に混ざったりしてお仕事する機会があったんですけど、結構そこでもベトナムの会社に振ってたりとかあるんですよ。「玉手さん、英語できますか?」「あ、そうですか。じゃー、ベトナムの制作チームと直接 Skypeでやり取りしてください」みたいな。またベトナムの人とか英語が喋れるんですよ。日本中よりも全然。なんでだろうなと。そんなに周りがジャッジメンタルじゃないから喋る回数が多いのか。英語はもう喋った回数だから、もう本当にそれだけなんです。本当にスピーキングが命。リーディングとかリスニング毎日電車でやってますと。でもスピーキングが月0時間だったら危ないよって。0時間だとやっぱりちょっと英語はマスター出来ないんじゃないかなって。だから本当に今日は聞いてないし読んでない人でも、ぶつぶつ30分でもつぶやいたみたいな人が、少なくとも明日につながる英語の勉強が出来てると思いますね。
考えなきゃいけないのは、その英語をマスターしてどこかのタイミングで割り切って抜け出せなかったら、つまり「解脱」しなかったら来年も再来年も英会話学校とか英語学習の記事だけを追っかけて、ずっと日本にいてみたいなことの繰り返しになると思うからどこかで抜け出す意識。(オフロードの車で)砂漠の蟻地獄みたい場所を1速に踏み込むんで、抜け出すみたいなもんで。どっかで「ガツッ」とギアを上げていかなかったら永遠に英語がマスター出来ないと思いますし。マスターする必要も無いのかもしれないけど。なんとかして英語を早く使う側にならないといけないし、だから自分も今日も来月も1年後も英語の仕事、それは英語は使わないと筋肉みたいに落ちるもんだと思っているから。という気持ちで英語の環境を選択してます。英語の仕事とか英語の環境に常に身を投じられるように選択してます。そこだけかな、意識してるのは。
さっきのアジアの学生の話にちょっと戻すと、例えばベトナム人で日本に留学してきてる人ってまずベトナム語が出来て、日本にも4年間とか居て、日本語も話せるようになって。なおかつ英語もある程度のレベル話せるんですよ、平均的な日本の学生よりも。例えば日本の大企業でローソンが、もっとベトナムに進出しよう!ってなった時に、日本の有名大学の学生よりも、ベトナム人の方がこれから進出しようとしている現地の言葉がまず完璧。日本語の意思疎通も取れるとなったら、日本人のスタッフよりも英語をやってくれるとなったら、もう店長候補じゃないですか?本当にそういうイメージなんですよ。全部が全部ね、外国展開してる会社じゃないけど。ただそういうことやってる(アジアの経済成長中の)国々の方が、若干TOEICも喋る能力も高い。韓国ももっと輸出寄りで外に出ていく政策だと思うんで、それで日本よりは点数が高かったりする。グルーバルな人材に関しては、そんな感じですかね。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
前回の英語学習に関するエピソード(Episode 7: 日本人に効果的な英語学習法を徹底解説!)はこちらになります。もし良かったら合わせてご試聴ください!:)
前回のエピソード(Episode 16: ブログやSNS発信を始めるコツとメリット )はこちらになります。